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会社案内は企業の顔のひとつです。馴染みのない取引先や入社を希望する人材が、会社案内によって企業へのイメージを変えてしまうかもしれません。誰からも好印象を持たれる会社案内デザインは、大切な情報戦略の一環ともいえます。
会社案内デザインにおいて重要なことの第一は、企業のブランドイメージを守ることです。美しい写真や洗練されたレイアウトは人目を惹きますし、色使いや紙質で高級感や安定感を表現し、企業の個性を印象づけることも可能です。無論コーポレートカラーがあれば正確に再現し、ロゴの書体等も歪みなく表示しなければなりません。
けれども、これと同等以上に重要なことは、見やすく分かりやすいことです。必要な情報が容易に発見できること、文章が平易で誰が読んでも理解できることは、取引先企業などには特に重視されます。デザイン性に優れていても、何が言いたいのか分からない会社案内は、独りよがりとして嫌われることも少なくありません。また奇をてらった仕様のせいで持ち運びにくかったり、ハンディキャップのある人が読めなかったりするのも、会社案内デザインとして優れているとはいえません。会社案内は、あらゆる人の目に触れることを意識する必要があります。
会社案内は、ある意味でアートに近い製品ではあるものの、あくまでビジネスツールとして機能しなければなりません。このあたりのバランス感覚が、会社案内デザインで求められるポイントと言えるでしょう。